top of page

​よくある質問

矯正治療を始めるにあたり不安に思っていることや、疑問があると思います。川上矯正歯科医院では、最初のカウンセリングではもちろん、治療を開始してからもいつでも患者様の質問にお答えしています。
どんなことでも、お気軽に質問、ご相談ください。下記は患者様からお問合せいただく質問の一例です。

歯の矯正ってなに?

Q.

このごろ、街やテレビなどで、歯に矯正器具をつけている人をよく見かけます。矯正って、子供の時しかできないと思ってたんですが、年齢は関係ないんだな、と思いました。大人になってから矯正に取り組んでる人は、”見た目をよくする”以外に、何か目的があるんですか?(Hさん、38歳・主婦)

A.

頭(がく)関節症や歯周病の予防、肩こりや偏頭痛にも効果が。歯の矯正は、出歯や八重歯など、歯ならびを整えて歯や口元の見た目を良くする以外にもいろいろな問題解決につながります。例えば、あごがガクガクしたり痛くなったり、時には大きく口が開けにくくなる顎(がく)関節症の多くは、歯の噛み合わせの悪さが原因。そこで、顎関節症の予防や治療のために歯の矯正が行われます。また、歯の噛み合わせは、骨格や筋肉のバランスにも大きな影響を与えます。そのため、噛み合わせが悪いと、変勢が悪くなり、肩こりや片頭痛を引き起こすこともあります。

歯の噛み合わせの悪さが体全体に影響し、ストレスや原因不明の体調不良につながることも。もちろん肩こりや片頭痛の原因は、歯の噛み合わせだけでなくほかにもあるのですが、歯の矯正によって、悩んでいたこれらの症状と決別できるかもしれません。それから、歯の矯正は、虫歯や歯周病の予防にもなります。デコポコした歯は、汚れがつきやすい上、一生懸命磨いても、汚れが落ちにくいもの。この、残ってしまった汚れが、虫歯や歯周病の原因になるわけです。

歯ならび治療はいつから始めればよいでしょうか?

Q.

小1の息子の、上の前歯2本がゆがんで生えてきました。矯正治療はできるだけ早くした方がいいという人もいれば、永久歯がそろってからがいいという人もいます。本当はいつごろから始めたらいいのですか?(Yさん、38歳・会社員)

A.

素人判断は危険です。専門医に相談を。歯ならびの治療は、自分の歯さえあれば、年齢に関係なくいつでも可能です。しかし、大人になってからよりも、成長期の子どもの時に治療を受けるのが理想的です。とはいえ、成長期は、乳歯が生え始め6ヵ月ごろからあごの成長が完了する18歳ごろまでとずいぶん幅があります。その中で、どの時期に治療を始めたらいいかというと、その子の歯ならびの状態によって違ってくるのです。その上、同じような症状でも原因によって違うなど、治療時期の見きわめはかなり複雑といえます。

例えば、上下の前歯が逆にかんでいる「うけロ」の場合も、まだ乳歯の時に治療をした方がよい場合がある一方、あごの成長が完了する18歳ごろまで待たなければならない場合もあります。それに、治療を始める時期が早すぎると、治療期間が長くなる、ということですから、まわりの子どもさんがもう治療を始めているから、などということに惑わされすに、歯ならびがおかしいと思ったら、まず歯科医に相談してみること。素人判断で、手遅れになることのないよう注意しなければなりません。

また、歯科医の方も診察だけで時期を決めるのはむずかしいため、きちんと検査をした上で判断します。歯形をとったり、レントゲン検査も行いますが、特に治療時期を決める上で重要なのが頭部のレントゲン写真(専門用語でセファロ)。これらの検査結果の説明を、本人や保護者がしっかり聞いて、十分理解することが正しい時期を見きわめるポイントといえます。

歯の矯正で人相までよくなるって本当ですか?

Q.

親から「いつも不機嫌そう」と言われ、写真を見てみると、確かに怒ったような顔。歯ならびはまっすぐだけど、上下の前歯が出ていて、口元が飛び出してしまいます。歯の矯正で人相までよくなるって本当ですか?(Oさん、29歳・OL)

A.

歯の矯正で、人相や顔の表情も良くなります。実際はそうではないのに、いつも怒っているような表情になったり不機嫌そうに思われるのはつらいですね。顏の表情には「表情筋」といって、顔の表情を作り上げるたくさんの筋肉があり、緊張する「表情筋」の組み合わせで、喜怒哀楽の表現をしています。ところが上下の前歯が出ていたり、八重歯で犬歯が唇に引っかかったりして、閉じにくい口をむりやり閉じようとすると、怒っているときに緊張する「表情筋」が緊張し、不機嫌そうな表情になるのです。特に初対面の人と向き合ったときは、歯を隠そうとしてロ元を緊張させるあまり、相手に不快に思われてしまうこともあるでしょう。

上下の前歯が出ている状態を上下顎前突、八重歯を議生(そうせい)と呼びますが、このような場合は、出ている歯を引っ込めたり、飛び出している八重歯を歯列の中にきれいに並べる矯正治療を行います。すると、緊張することなく口を閉じることができるようになり、顔の表情は自然で穏やかなものに。すなわち、矯正で人相や顔の表情を変えることができるのです。矯正が終わった患者さんは、みんな「人前で歯を気にせずに、おしゃべりをしたり笑えるようになった」と喜んでいます。口元の緊張が取れたことと、コンブレックスが無くなったことが相乗効果となり外面と内面の双方からの美しい笑顔が形作られるのです。

bottom of page